2012
04.26

キングセイコー 56系 時計での縁

Category: 腕時計
最近サボりがちでしたが、別にネタに困っている訳ではないのです…w

今日はこちらの時計について買いていこうと思います。

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キングセイコー56系のカレンダーです。

諏訪精工舎製の8振動モデルです。

生産時期は1968〜1974年という事で、調べてみたら

第二精工舎(亀戸)のキングセイコー45系と時期がほとんど同じだったんですねぇ。

昔のセイコーの時計は諏訪工場と亀戸工場で作られていたんですよね。

セイコーの腕時計で諏訪と亀戸がいい意味でライバル関係だったというような

話しはよく耳にしますが、同じ時期に同じ名前を冠した腕時計を別々の工場で作っていたとは…。

56系は自動巻で45系は手巻きなんですよね。

当時は、どちらの職人もお互いに「まけるかー!」と気合いを入れて作っていたんでしょうねw

良い時代だったんだなぁ〜…。

そのおかげもあってか、今でもキングセイコーの56系と45系はセイコー好きには人気があります。



因に、諏訪と亀戸、どちらで作られたものか、実は文字盤のマークによってわかるんです。(ご存知の方も多いとおもいます)

文字盤や、裏蓋等にマークが記されていて、それによって簡単に見分けがつきます。

諏訪工場のマークがこちら

56.jpg

なんと表現したらいいのか風車のような、渦を巻いたようなマークです。

そして、亀戸工場の方のマークがこちら

45.jpg

こちらもどういう風に表現したらよいのか…、蝶ネクタイのような、ブーメランのような…。

私はこういうマークとかロゴに非常に興味があるので

この諏訪と亀戸のマークがどうやって作られたのか気になってしょうがありません。

取りあえず調べてみましたが答えは結局でませんでした…。

家紋の様に、何か花や草を模したものなのか、時計工場と言う事で、時計に関わりのあるデザインなのでしょうか?

とても興味深いです。(誰か知ってたら教えてくださいw)



どこぞのオークションで手に入れてかなり気に入って使っていました。

もともとこういうシンプルな見た目の腕時計は好きでしたが、カチッとしたケースのスタイルに一目惚れしましたw

買った当時は、あまり自動巻の時計って持ってなかったんですが、これは手巻きの機能も備えていました。

自動巻に付いてる手巻き機能を使いすぎると機械に負担がかかるので巻きすぎない方がいいと

何かの本で読んでから、恐くなって手巻き機能はほとんど使わなくなりましたが…w(臆病者)


買った当初、この腕時計にはベルトがなかったので早速、某家電量販店にて購入しつけた覚えがあります。

若いオシャレな人には、おやじくさいと言われると覚悟しながらも

やっぱり、こういう時計にはブラックがにあうんじゃー!と革ベルトを取り付けました。

実際よく似合いました。

ただ、同じキングセイコーでもケースがゴールドの時計にブラックの革ベルトをすると

下品な感じになってしまうのでやめたほうがいいと思います。茶系にする事を強くおすすめしますw


ベルト一つで見た目の印象ってがらっとかわりますからね。

まぁ、そこがまた面白かったりもするんですけどね。


ベルトを取り付けながら本体を確認していると

あれ?裏蓋が!?と当時なったのを思い出しますw

そう。私が購入したキングセイコーはワンピースケースだったのです。

普通、裏蓋ははめ込み式のものとスクリューバックのものが一般的です。

sukuryu.jpg

こちらはスクリューバックのもの。

端についた6つの四角いへこみに、オープナーを引っ掛けて回転させて蓋を開閉します。

もちろん、中にはムーブメントが入っており、通常は修理やオーバーホールの時にのみ職人さんが開け閉めするものです。

こういった、回転させてあけるのものと、蓋自体に隙間のある物があり、そこにナイフのようなオープナーを

差し込んで、蓋を開けたりするものとよく使われるのはこの二つです。(形状はいろいろありますが)


そしてワンピースのケースがこちら

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スクリューバックのような四角いへこみもなければ、ナイフを差し込む隙間もありません。

私はそれまで、ワンピースケースっていうものの存在を知らなかったので

なにこれ!?裏蓋どうやってあけるの?って驚きましたw


どうやって開けるのも何も、このワンピースケースというものには

裏蓋は存在しませんw

ケースと裏蓋の部分が完全に一つになっているからです。


ではムーブメントを修理する時とかどうすんの?ってなると思うんです。

私もそれが知りたくて当時ネットで調べましたw

このワンピースケースというのは裏蓋がありません。

なので、ムーブメントを取り出す時は、文字盤側のガラスを押さえているベゼルを外し

ガラスを外し、文字盤の横にあるわずかな隙間に修理器具を差し込み竜頭を抜いてムーブメントを取り出します。


ワンピースケースは、気密性が高いので裏蓋のある物よりも、水や湿気に強いとか聞いた事がありますが

ほんとうなのでしょうか?w私的には、ベゼルで押さえてるだけの方が心配になるんですがw


ワンピースケースにはもう一つ素人には気になる点があります。

それは、ラグ横に何やら丸い穴があいており、そこにマイナスドライバーで回せそうなねじ目が…。

rag.jpg

何だろうコレは…と思ってこれも調べた所「外部微動緩急装置」という難しい名称の装置である事が発覚。

要は、外からムーブメントの簡易調整が出来るものということですな。

ワンピースケースは蓋付きの物と違って、ムーブメントをだす行程が面倒くさいので

簡単な調整は外側から出来る様にと取り付けられたのだそうだ。


なんだかんだ、1本の時計からいろいろと勉強させてもらいましたw


さて、気に入ってつけていたこの時計も、先の腕時計大解放によりw売りに出される結果にw

※腕時計大解放とは、腕時計を集めすぎた私が、コレクター気取りになって行くのに嫌気がさして数本を残して全て売却をしてしまうという暴挙に及んだ事象のことであるw


購入当時、2万くらいでしたのでそれ以上高くは売れないだろうと2万に設定して売りました。

私のキングセイコーは風防も文字盤もきれいでしたがメダリオンのあるタイプではなかったし、

あまり人気のないワンピだったのでオークションは、はじめの方だれも入札されませんでした。

う〜ん、もうちょっと下げたほうがいいのかなぁ〜…、でももったいないなぁ〜…。とか思っていたら

残り1日くらいに入札が入り結局その一件で終了しました。


値が上がらなかった事は別に何とも思わなかったんですが

落札された事がなんか少し悲しい気分でした。

結構気に入っていたので、あぁ〜この時計ともお別れか…という感じでした。


そんな気持ちで落札者と取引連絡を行っていたところ

なんでも、その方この時計になにやらとても思い入れがあるとの事。

詳しく聞くとなんでも、若い頃におじいちゃんだったか親父さんに貰った時計と同じものなのだとの事。

貰ってどういうものかも良く分からずに売ってしまってただか無くしただかで、機会があったら

いつかおなじ物を手に入れようと思っていたとの事。

もう、この時点で私の沈んだ気持ちは消え失せて、感動でちょっとジーンとしていた。


お前、次に貰ってくれる人はきっと大事にしてくれるぞ。

そんな風に語りかけながら、最後の別れをしてゆうパックに時計を詰めて送りました。


後日、商品が届いた旨連絡があり、とても綺麗な商品ありがとうございます。

早速、仏間に備えて(父だかじっちゃんだかに)報告しましたとのこと。

よかったのぉ〜…。とまたも感動。

そして、その続きに信じられない文章が。

「商品が届いて、お名前を拝見させていただいて驚きました。亡くなった(父だかじっちゃんだかに)と同じ名前でした」

とのこと。

えーーーーーーっ!!!!

驚いたのはこっちでしたw

こんな事もあるんですね…。

事実は小説よりも奇なり

そんな言葉がふと頭をよぎりました。


縁というものでしょうか。

なにか不思議な力を感じざるを得ないような出来事でした。

しかしながら、何かしら良い事をした気分で一杯でしたw

時計はミラクルを巻き起こすなぁとつくづく感じました。



つい今日も、そう言ったやり取りの中で

「あのブログのネジマキさんですよね?」と商品取引の所で聞かれてしまいましたw

びっくりしましたw

見ててくれた人がいたんだぁ〜ってw

サボってたのでかかなきゃ!と書いた次第ですw

ありがとうございました、これからも頑張ります!
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2012
04.18

セイコー チャンピオン 860 クリーニング

Category: 腕時計
今日はちょっと、バカみたいに画像を沢山使っていきたいと思いますw

先日、私宛にこのような物が届きました。

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実はコレ、オークションで落とした腕時計が入っていますw

ゆうパックで指定もできたのですが、安いものだったので初めて、定形外郵便で御願いしてみました。

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それなりに気を使って梱包してくれてますねw

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段ボールの中はプチプチで、その中にきちんと、ティッシュで丁寧に腕時計が巻き巻きしてありました。

う〜む、なかなかですなぁw

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出て来たのはこちらの腕時計。

セイコーのチャンピオン860です。

日付カレンダーの上にサイクロップレンズが貼ってありますね。

なかなか、渋い。

1400円で落としましたw(まさかこんなに安く落とせるとは思っていなかった)

う〜む…、思ったよりも…、汚い…。

オークション画面ではもう少しキレイに見えたのだが…。

あと…、この風防は…、傷っていうよりもヒビ…?

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裏蓋にはタツノオトシゴマーク。(辛うじてみえますか?w)

よくよく見ると、ホコリや汚れ等が結構ありますねぇ〜。

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取りあえず、キレイにする為に準備をするわけですが

その前に、除菌用のウェットティッシュでキレイに拭きます。(やはりこれはかかせませんね)

拭いても得に見た目がキレイになったりはしません。

それが終わると、取りあえず本体とベルトを外しにかかりました。

ch07.jpg

通常なら、ベルト外しで簡単に外せるはずなんですが…

これはちょっと苦労しました…。

古いベルトだとこういうの多いのかな…(前に、トモニーのベルト変えようとしたときも…)

バネ棒にバネ棒外しの引っ掛ける所がない…。

通常、ベルトを外すにはベルトの付け根からバネ棒を外すためにバネ棒外しを突っ込んで

バネ棒にある段差に引っ掛けて外すんですが、その段差がない…。

仕方が無いので、弓環の部分の金属を内側からペンチを使って開けて

バネ棒を残す形でベルトだけ取り外しました…。

本体に残ったバネ棒は、指で簡単にとれました。

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ベルトを取り外したあとは、本体の汚れを取りにかかります。

汚れ落としには、歯ブラシを使います。

最近の歯ブラシは、毛先に気を使ってるみたいで

細かい隙間に良く入って行きますw

これをしただけで、結構な汚れが落ちました。

次に、歯ブラシで落とし損ねた汚れを、爪楊枝を使って落とします。

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固くなった汚れ等もごりごりこするととれます。

裏蓋と本体の隙間の汚れ等もコレで結構キレイになりました。

風防とベゼルの間の汚れもある程度落とせます。

これで、はじめに付いていた本体の汚れはあらかた取り去るとこができましたので

次は、ケースを磨いて行きたいと思います。

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腕時計専用にもっと良いのがあるのか知りませんが…

私がよく使っているのは、このピカールですw

ピカールを綿棒で取って、本体に少しずつ塗りながら、布でひたすらこすります。(私はこの作業が結構好きw)

ケースのエッジを落とさない様に、角の研磨のし過ぎには気をつけながら

メッキがはがれない様に気をつけながら行います。

う〜ん、楽しいw

機材を持っていれば、電動のパフがけ機などを駆使して簡単にできるのかなぁ…。

でも、やはり私は手作業がいいw

ケース磨きが終わると、今度はいよいよ風防を磨きにかかります。

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ポリマール!

プラスチック専用の研磨布です。2枚入りで350円くらい?だった。

これでひたすら、風防の傷を取る為にフキフキするのだ。

しかし…。今回のこの時計の傷…、過去に見た事のない感じ…。

傷というよりもヒビに近い感じで、横から見るとしろくヒビみたいなのが見える…。

もしかしたら、これは研磨してもダメかも…とはじめはかなり萎えました。

しかし、冷静に観察するとコレは経年変化で上部にヒビが入っているだけで

ヒビて割れている訳ではないだろうとの結論に達した。

ならばひたすらこすればよろしい!

となったのだが、目視しても上部のヒビは少なくとも0.4ミリくらいはありそうだ…。

ポリマールで5時間くらい磨いたのだが、目立った変化は見られず

これ以上、ポリマールで磨いてもやたら時間がかかるだけだと思い

方針を変更!

紙ヤスリで、ある程度風防のプラをそぎおとしてからポリマールで磨こう!と。

300番から600番、そして1000番と目を細かくして、最後にポリマールと。

コレが300番でこすっている所。

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完全に曇りガラスのようになって文字盤が見えないくなった…。

なんか、こうなると少し悲しい気分に一時なる…w

本当に大丈夫なのか?と心配になったりもするw

しかし、大丈夫なのだ。

300番台により、気持ちのいいくらいに上部のヒビの部分がそぎ落とされて行く。

時間も20分足らず。

600番、1000番は軽くかけて行くだけ。

そして、ポリマールで仕上げた物がこちら!

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新品同様!w

今回は、私もダメかと思いましたがw

がんばってみるもんですw

そぎ落としすぎて途中で割れないか凄い心配したが、大丈夫だった!

ちなみにピカールで磨いたケース裏

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ピッカピカですw

タツノオトシゴマークもしっかり浮き出て参りました。

こんなにキレイになっちゃって1400円でございますw

どうしちゃおうかなぁ〜wなんてw(しばらくはつけますw)

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最初のベルトは、別の時計につけちゃいましたw

昔のベルトは安っぽいのに今見ると少し面白いデザインのが多くていいですね。

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そして今回の時計には、革ベルトをつけてみました。

う〜む、いいんじゃないですか?w

綺麗になったねぇ〜君は。

そんな独り言をいいながら眺めてみたりする。


私は、こういう感じで古い腕時計をキレイにするのが好きなので

いつも安く手に入る物に関してはこんな事をして楽しんでいたりします。

しかし、高価な物をあまり買わないで安もんばっかりさがしているので

なかなかオークションで落とす事も実はすくないですw

今回は、この時計を安く手に入れられた時

この時計は、キレイにされたがってるなぁ〜w

と直感で思ったりしましたw

時計が、そんな風にして次の持ち主になってほしい人を選んでるって

ストーリーがあったら少し面白いなぁと個人的に

いいとししたおっさんがファンタジーな事を考えたりしていますw


でも、楽しむって大事だと思いますよw
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2012
04.08

セイコー クラウンスペシャル 再メッキ

Category: 腕時計
国産の古い時計に興味を持ち始めた頃に、ヴィンテージウォッチを扱う

ネットショップで、セイコーの腕時計を買った。

それがこちら

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セイコー、クラウンスペシャル。

1960年代に作られたもので、同モデル、クラウンの高級機として出されたものだ。

秒針規制付きで、後のグランドセイコーのベースとなった優秀な時計です。

買った当時に私がどういう情報を仕入れてコレを買ったのか良く覚えておりません…。

しかしながら、国産の時計に興味を持ってクラウンスペシャルに手を出すとは

かなり渋いセンスとしか言いようがありませんw(別に否定するつもりはないけど)

インデックスバーの野暮ったく太い感じと、機械式なのに比較的薄めのケース

シンプルな文字盤などに引かれたのでしょう。

あと、手巻きっていう所もポイントだったんでしょうねぇ。


昔にショップとやり取りしたメールが未だにのこっており

送られてきた確認用の画像等も残っておりましたw

当時の私の慎重さが伺えますw3回くらい画像送らせてますw

結局、パッキンがあるか無いかまで調べさせておりますw

その時に送られた画像がこちら

cr02.jpg

通常は防水用にパッキンが蓋の閉める所にあるのですが、これは無かったようですね。

昔のメールを確認したら、機械自体は店でOHしてるみたいです。

それなのに、パッキンを入れないというのはどういう事でしょうか…?

通常OHをするような店は、パッキンはサービスでちゃんとつけるものですが…。

まぁ、忘れたのでしょう…。

それにしても綺麗なムーブです。

今では、機械式の腕時計がリバイバルで出て来て、それを強調するように裏蓋をわざと

スケルトンなんかにして見える様にしていますが、正直あんまりキレイじゃないんですよね…。

でも、コレくらい綺麗なムーブだったら、スケルトンで眺めるのもいいですね。


結局、ネットショップで購入した訳ですが、実際に送られて来た商品は

風防に小キズがありメッキも薄く、ケース自体がメッキを施された軽い素材を使っていたようで

重厚さに欠けた物のように感じました。(今では、そういうものと納得できますが当時はなんか安っぽくみえてしまいました)

それでも、それなりの値段で買ったので、なんとかならないかと考えました。


当時の私は、OHするくらいのちゃんとした機械式の腕時計を持っていなかったので

OHという事の意味すら知りませんでした。

そんな私がいろいろとネットで調べてみると、時計の修理屋のサイトを発見しました。

今でも検索書けると出てくる人気店です。

OHだけではなく、風防交換、ケース研磨、ケース再メッキ、文字盤のリダン等様々な依頼が可能で

当時は「お〜っ!こんな店があるのかぁ〜」と感動したものです。


しかしながら、人気がありすぎてtopページに「今からのご依頼で4週間まち」とか書いてあったりしました。

それでも、自分の腕時計がキレイになるなら!と依頼をしました。

私が依頼したのは、風防交換とケースの研磨&再メッキでした。

合計で12,600円…。それなりにかかるもんです…。

パッキンはサービスで入れてもらえる事に。


結局、依頼してから1月くらいしてやっと手元に戻ってきました。

風防は綺麗な新品のものにかえられて、本体はコレでもか!というほどに輝いていました。

戻って来た腕時計を眺めながら「う〜む…」とうなった記憶が…w


風防はともかく、ケースの再メッキって…、必要だったのか…?とw

あまりに綺麗な金色になりすぎて、ケースだけが浮いている感じ…。

文字盤はリダンせずに、焼けた感じを活かす事にしたので

ケースだけがきれいだとなんか全体的にへんな感じに…w

結局12,600円かけてなんとなく悲しい感じに…。


しかしながら、しばらくは気に入ってよくつけていました。

腕につけた感じのつけ心地はいい感じでした。

安っぽいけど、軽いケースが腕に負担にならず楽でした。

精度もそれなりに良かった覚えがあります。

あとあと、ヤフオクでクラウンスペシャルの純正時計箱を手に入れて

コレクターみたいに、ニヤニヤ眺めていたりした事もありますw


しかしながら、コレクターではないのでw腕時計がアホみたいにたまって来た時に

一斉に売りに出してしまった中の一つになりました。

腕時計の修理とかケースの研磨だとか再メッキとか、あとリダンもか

そう言うものって金がかかるって事をこの腕時計で知りましたw

しかし、それはそれで、そう言う事を金がある人がやると(たとえ道楽であろうが)

一つ、昔の名機がその息をながらえさせ、別の人へと受け継がれる可能性が

高くなるんですね。

国産の腕時計の好きな私は、そう言った物が一つでも多くなる事を祈っています。

ですから、古い時計だからと適当に扱わずに、古い時計だからこそ

大切に扱って欲しいと思いますね。

所ジョージさんみたいにいろいろカスタムするのも良いかもしれませんが

使えるものはきちんと使う事が前提でやって欲しい物ですね。

味を出すのが目的でわざと汚したり傷つけたりっていうのは普通の人はあえてやるべきではないと個人的には

思いますね。(別に所ジョージさんを否定するものではありません。私は所さん好きですしwあの人は特別だってことです)

物は大切に使ってこそです。

大切にできなくなったら、誰かにあげちゃった方がいいですw

私はそう思います。
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2012
04.06

セイコー トモニー シーガル 〜かもめは自由の証〜

Category: 腕時計
「目印はシーガル(かもめ)。自由に行動するヤングのウォッチです。」

というキャッチフレーズのもと、1970年代に発売されたのが、このセイコートモニー,シーガルです。

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セイコーのトモニーと言われる時計は、今で言えばALBAみたいな立ち位置だったようで

ようは、セイコーの腕時計をより、安く手に入れられる様に出されたセイコーの廉価版腕時計という事です。

セイコーブランドであるにも関わらず、セイコーという名を冠していない分

デザインや仕様も自由度が高かった様で、このトモニーという時計は非常に面白いデザインのものが多いです。

スタンダードな視認性の良い腕時計から、ダイバー的な見た目のもの、変わり文字盤のものまで様々です。

今回の上の写真は、以前私が持っていたのと同じもので色違いのものです。

デジタル表記にも関わらず、ムーブメントは手巻きの機械式という珍しい腕時計です。

私が知る限りでも、金属ケースのもので4種類くらいあります。(もっとあるかも)


プラスチックケースではこんなのもあります。

tomo3.jpg

裏側から見るとムーブメントが透けて見えたりします。


このトモニー、シーガルという腕時計には文字盤にかもめのマークが共通して入っています。

腕時計に、こういうマークが入ったものは珍しいと思い、私は気に入って買いました。

7石ということでムーブメント的にはかなり不安な面もありましたが

私が使っていた時には、それなりの精度で時を刻んでいました。


ただ、残念なのは視認性です…。

デジタルディスクの珍しい表記が売りなのにも関わらず

その一方時計としての視認性はかなり悪いです…。

まぁ、もともとファッション的な要素を多く含んだモデルなのでしょうがないのかとも思いますが…。

視認性というよりも、なんていうのか普段見慣れてない表記の分

パッと時計をみて時間を判断するのに時間がかかるというところでしょうか。


廉価版でムーブメントもそれなりでしたが、ケースはしっかりとした重さを感じました。

ある意味、塊感が強く軽さはないです。そういうところに気を使わない分廉価なのか…。

見た目のポップさとは裏腹に、若干重みを感じます。

金属ベルトや、普通の革ベルトをつけよりも、もう少し軽めでナイロン系のものなんかが合う気がしますね。


見た目が今の時計にはないレトロ感があるので

トモニーの中でもこのシーガルというモデルは比較的人気があります。

前に、この時計の事を書いた人のページを見た事があって

何人か見たんですが、皆一様に「なんでカモメなんだろう」と疑問を呈していました。

結局「まぁ、当時のデザイナーの遊び心だろう」ということで落ち着いていました。


今回、ブログを書くに当たって少し調べたら、カモメを「自由に行動する若者の印」として

企画されていた事がわかりました。

なるほど…と。(自由っていうと私なんかはすぐに猫とか思い浮かべてしまうんですけどね)

若者に受けやすいカラーリングと爽やかな印象を考慮してのかもめだったんでしょうか?


今では、ほとんど見かけない機械式のデジタルディスクの腕時計ですが

唯一、そのレトロ感を利用して自社のモデルに採用し、腕時計を出している会社があります。

オリエントですw

元々、オリエントは機械式をメインで出している会社ですし

デザインも独特なものが多いので

過去にあった風変わりなデジタルディスク表記を採用するっていうのも

なんとなく納得するところではありますけどねw


因に、トモニーにはこのシーガル以外にも沢山の生き物をマークとして使った腕時計があります。

私が知る限りではカナブンのようなものとかクモだとかがありました。

若者がちょっと変わったキャラアイテムとして持つにはトモニーっていう腕時計はちょっと面白いモデルかな

と思います。ネットのオークションなんかで安いものは2,000円〜くらいで手に入ります。


セイコー以外にはシチズンも生き物をマークに使った腕時計をだしてます。

豹が横に走っているプーマのようなマークで、ハイビートのしっかりした腕時計です。

これは今でも比較的人気で取引されています。

オリエントも昔、出していたようで確かブランカとかいったかな…。(うろおぼえです…)

馬の走っているマークでした。

なんでしょうね?当時の流行だったんでしょうか。


今ではどのモデルもあるいみ希少なものだし

他につけてる人とかぶることなんてまずないでしょうから

古着感覚で買うのも面白いと思います。

私は国産腕時計が好きなので、良く見つけて買ったりしますが

知らない人もこのブログなんかで初めて知ったという人がいたら

こういう変わり種にも手を出してみる事を、強くすすめますw


国産メーカーの昔のモデルを楽しみつつ、最新のモデルの良さをも実感する。

これぞ!温故知新ですねw
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2012
04.03

シチズン ラジオ付き腕時計 サウンドウィッチ! その他ラジオ付きウォッチ

Category: 腕時計
前回、セイコーのボイスノートを紹介したので、ついでにこっちも紹介しようと思います。

今ではその存在を知る人は本当にすくないんじゃないでしょうか?

こちらです。

02.jpg

シチズンのラジオ付き腕時計「サウンドウィッチ」です。

1984年に発売ですから、ボイスノートの翌年になりますね。

この時期は各社で○○付き腕時計が流行っていたのでしょうか?w(よくわかりませんがw)

しかしながら、写真をみてもらっても分かる通り、こうなってくるともはや

「ラジオ付き」というよりは「時計機能つき」の腕時計型ラジオみたいな感じですよねw

デジタル表記の時計機能が、まるでおまけの様に見えてしまいます。

011.jpg

しかし、シチズンらしさのあるシンプルで潔いデザインだと思います。

腕時計というよりは文房具っぽいデザインですね。

机に飾っておきたくなる感じです。


本体とは別に、イヤフォンのアダプターがあり、取り外し可能となっています。

ただ、通常使う場合は、このアダプターを一緒につけない方が見た目がいいです。

それに、本体と合体させる二つのプラスチックの突起がぶつかった拍子に折れそうで怖いですw


AM/FMの切り替えができて、ボリューム調整も可能。

普通にかっこいいです。(私はそう思っていますw)


コレを見つけたのはヤフオクです。

黄色い方の本体がベルトも付かずに本体だけでジャンクとして出品されてました。(時計機能は生きてたっけな?)

確か、1000円とか2,000円とかだったと思います。安かったのだけは覚えています。

それで落札したものの、イヤフォンアダプタが無いので、ラジオきけないんですよねw

それでも見た目が気に入ってたから、そのままでしばらくつけていたんです。


数ヶ月後くらいに、eBayのほうでたまたま検索かけてたら

今度は、黒い本体の方を発見したんですねw(写真右上にかすかに写っている)

それでイヤフォンアダプターついてるから即落札したわけですw(なんか、ダメな買い方w)


イヤフォンつけてちゃんとラジオが聞けたときはかなりの感動でしたねw

機能が壊れてないでちゃんと聞けたというのは凄い事だと思います。

両方とも、ラジオも時計もこわれてませんでした。


今、探して買おうとしてもまずどこにも出てないんじゃないでしょうか。

毎度の事ながら、写真見てたらまた欲しくなって来た次第w

因に、調べた所、これにはもう一種類ホワイトカラーバージョンがあった様です。

一つのモデルに3色とは当時のやる気が伺えますね。

携帯用クリップという本体につけて腰や胸ポケットなどにさす用の金属アクセがあったようですが

結局それは手にはいりませんでした。(多分あっても使ってなかったけどねw)

ボタン電池を3個使用し、AMで約55時間、FMで約10時間の受信が可能だったそうですが

電池3個もつかってAMを2日ちょいしか聞けないのって実際どうなの?と…。

それならいっそソーラ的な物にしてくれたら手間が省けそうな気も…。


折角ラジオ付き腕時計を紹介する事になったので、家に残っているその他のラジオ付き腕時計もしょうかいしましょう!(自分がしたいだけw)

まずはこちら

001.jpg

家の戸棚を整理していたらたまたま出て来た代物。

SANYOの腕時計ですね。

発見当時、動くのかどうかも分からず取りあえず裏蓋からかえられる電池(裏蓋にコインとかを利用して回すと開けられる電池入れみたいな所の電池)を変えてみた所

時計は機能しなかったのですが、ラジオはちゃんと機能する事がわかりました。

そうなると時計機能もちゃんと復活させたいなぁ…と思うのが人情。

裏蓋のネジを開けて中を見てみる。

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すると、裏蓋から入れる方とは別のところにもう一つ小さな電池発見!(写真上)

もしや!と思い、同じ型の電池を買って新しいのと交換してみると、なんとあっさり復活!

やったー!ってなりましたw

その後、傷だらけだった本体を時間をかけてプラスチック研磨布で研磨して行きぴっかぴかにw

今回写真を撮るために取り出してみましたが、電池が切れているようで、時計機能が表示されませんでした。

今度、新しい電池かって復活させます。


そして今度は、こちら

003.jpg

これも、eBayで買いました。2,000円くらいだったと思います。

見た目取りあえず気に入りました。

ラジオ付き腕時計の調節ダイヤルってどれも小さいんですが、コレは比較的大きいんですね。

そしてぱっとみただけでラジオっぽさが伝わる感じにぐっときました。

これも、買ったときは、裏蓋の電池交換したらすぐにラジオきけました。

時計の表示か切れてるのをみて、前の経験があったので、裏蓋を開けてみると

やはり2つめの電池がw

交換で、すぐに復活しました。

どうやら、ラジオ付き腕時計の場合、ラジオと時計の電池は別々の扱いにしていたみたいですね。

まぁ、ラジオの方が明らかに電池くうから頻繁に交換しても、しやすい様にそういう作りになってたんだろうね。

これはどこのメーカーだかよく分からないけど全く同じデザインでメーカー名だけ違うのを見た事があるから

使い回されていたのだろう…と。


そして次はこちら(長くならないようにさっと変えてきますw)

004.jpg

こちらもSANYOですね。eBayで買いました。

見た目はとてもキレイであまり使用されなかった事が伺われます。

元箱にしっかりとはいって当時のイヤフォンまでありました。

電池をかえてみると、ラジオは生きていましたw(ラジオ強し!w)

で、鼻歌を歌いながら裏蓋を外しもう一方の電池を交換しようとした時に

そこに付いていた電池は今まで見た事のないものでした…。

ボタン電池を横に二つ並べたような横長の電池…。

あたりまえですが、今ではそんな電池存在しません…。

ネットで調べたら同じような人が、困って、電池を二つ重ねてつけてたのを見てマネしましたが

どうやら、電池だけでなく、時計のデジタル機能そのものがお亡くなりになっていたようで

ぴくりとも反応しませんでした…。(悔しー!)

それでも、別のページでは、お陀仏したデジタルの時計を100均とかで手に入れたでデジタル時計といれかえて復活させている強者もいたので、私もいつか挑戦してみたいとは思っていますw


長くなりましたが、以上でラジオ付き腕時計の紹介は終了ですw

デジタルのガジェット腕時計っていうのはそんなに高いものじゃないので

ついつい手をだしてしまうんですよね…。

これも男のロマン!

いや、こうなってしまうと

オタクのロマン!

でしょうか?w

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2012
04.01

ゴーストバスターズでセイコー ボイスノート

Category: 腕時計
数年前ガジェット腕時計の類いに異様に萌えていた時期がありました。

これを手に入れたのもそういった経緯の元です。

voice.jpg

セイコーのボイスノートという腕時計で1983年に世界初の

録音再生機能を持つ腕時計として発売されました。



昔はこういうやんちゃな事もセイコーはしてたんですねw

今やそう言った類いの時計はシチズンやカシオの十八番な感じがしますがw(勝手な思い込みw)

買って装着とかはほとんどしなかった時計なので機能的な

物は調べてしりましたが、16KビットRAMを2個使用し、

高音質の4秒と普通音質の8秒(50字相当)の録音が出来る仕様らしいです。

バックライトの点灯もサイドのボタンで可能。(よくよく考えたらGショックみたいな作りだなw)



今ではプレミアがついて高値で取引されています。私は正直、転売目的でこの時計を買いました。

通常は数万円から取引されているこの時計が6,000円くらいで落札できたんで…w(ついw)

しかしながら、このデザインを見て下さい。秀逸だとおもいません?



80年代のセイコーの時計ってデジアナとかもそうだけど良く出来てるのが多いと思います。

今では絶対にみないデザインですよね。ガジェット感がプンプン。

私みたいな大人になれない子供大人にはたまりませんw



本体下部の録音機材然としたたたずまい。今見てもいいなぁ〜とつぶやいてしまいます。

こういう遊びって大切だと思いますよ。ただ遊ぶだけじゃなくて、

この場合は全力で遊ぶ!って感じですけどねw

ここまで凝ったものは全力じゃないと出来ませんw

ジウジアーロも真っ青なデザインです。



シチズンも対抗してボイスメモ(あからさまw)なる時計を翌年に発表したりしていますw

さて、この時計、格安で手に入れたはいいんですが、

調べたらどうやらベルトが非オリジナルとのことで

少しがっかりしたのを覚えています。(上の写真はオリジナルベルトのもの)

オリジナルはブラックのカーブしたかっこいい金属ベルトです。

ブラックの似たような金属ベルトって市販じゃ手に入らなかったので、

見た目からしてGショックみたいだったので

安いウレタンバンドを買ってつけた記憶があります。



ただ、ベルト以外は何の問題もない商品で、

本体自体はかなりキレイでした。(傷ほとんどなかった)

数ヶ月して、ネットで販売する為に機能を一応確認した訳ですが

説明書などあるはずもなく手探りでした…。


しかしながら一応全て確認できました。バックライトもついたし、時計機能もOK,

そして、録音機能も生きていました。

自分の声を適当に録音したんですが、ちゃんと聞こえたときはなんだか感動してしまいましたw



こんな昔のもの(しかもデジタル…)が未だにちゃんと機能を果たすとは…と。

ここは、さすがセイコー!と言っておきましょうw



ネットショップで販売した所、あっという間に売れて行きましたw

しかしながら、貴重な体験をさせてもらった感じがしましたw

やっぱり、好きな人がするのが一番ですね。



因にこの腕時計、映画デビューをしていたんですねw

その作品とはなんと「ゴーストバスターズ」なんです!

かなりの有名どころですね。



ゴーストバスターズと言えば、いい歳した男達が変な機材を背中にしょって、

ホースの用なものでゴーストを捕らえたりするあの画が浮かびますね。

どういう経緯かはしりませんが、「おもしろそうな男達」と

「ガジェット感」が旨い事マッチしたのでしょう。

いい写真があるかなぁ〜と探していたらこんな分かりやすいのがありましたw

goast.jpg

ゴーストバスターズの脚本を担当し、演出者としても活躍した

ダン・エイクロイド(一番右)の腰に当てた手に注目!w

ありましたねwボイスノートですw

日本のメーカーの腕時計が当時アメリカで大人気の映画の

主役級メンバーの腕に!(泣けてきますねw。俺だけ?w)



これを見て改めて「こりゃ、プレミアもつくわ」と納得するのでしたw

今も、こういうストーリーを知ってて買った人が

どこかで、ニヤニヤしながらご満悦の表情でこの腕時計を腕にはめて、

眺めたりしているのでしょうか?w

やっぱり、いいもんですね腕時計って。(このブログっぽい言葉が初めて出たw)
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