2012
07.11

オリエントスター レトロフューチャー Orient Star Retro-Future なんか気になる

Category: 腕時計
最近、やたらと古い時計ばかり取り上げて現行モデルに触れていなかったので

今日は前から気になっていたモデルの事を書こうと思う。

retoro.jpg

こちらは、WZ0011DKというオリエントスターの時計だ。

イタリアのヴィンテージ・ロードバイクをモチーフにデザインされている。

なるほど、そう言われればロードバイクの要素が多く美味い事文字盤に取り入れらている事がわかる。


しかしながら、パッと見普通の時計と違った個性的な感じで、これを初見で

「いいねぇ〜」と思う人はなかなかいないのではないだろうかw

かくいう私も、これを初めて見た時「ん?どした?これ誰が買うんだ?」って言う感じで

冷ややかにみていたんですが、まぁその頃はオリエントという時計屋の

存在がどういう物かも知らなかったんで無理もないんですがw


じゃぁ、いつから好きになったのかと言われると、これがまた困っちゃうんですけど

いろんな時計見てるうちに「あれ?これ、ひょっとしてすげぇ良くできてんじゃね?」

と言った具合に心境の変化が起きるんですねw(不思議w)


いや、でも実際よく出来てるとおもうんですよね。

特に、国内老舗時計屋のセイコー、シチズンには、まずこういう時計は作れないと思います。

オリエントだからこういう時計ができたんですよね。

そこが重要。

ほんとに。


この時計は一般のオリエントスターとは別の商品枠でレトロフューチャーという企画の中に入る時計なんですが

もともと、その企画のコンセプトが「1950年代の未来デザインと機械式時計の融合」というものなんだそうです。

このデザインの他にもバイクモデルや、カメラモデルなんかもあったりします。

カメラのは比較的一般受けしそうな感じのデザインでそれなりに時計売り場とかでもおすすめされてたり

するのを見た事がありますね。もっといろんなモデルを作って頑張って欲しい所ですが

現行で、種類は少ないです。


私がこの自転車モデルの気に入った理由は「こだわりとデザインと利便性」の3つを兼ね備えているからです。

そもそも、この時計見れば見る程、いろんな所をこだわってるんですね。

この時計を作る為だけに作ったであろう部品が多い。

ケースと特徴的に繋がっているラグ部や、個性的だけど雰囲気を良く捕らえているベルト部

それにテンプ部が回転する事によって上手に自転車感を取り込む文字盤デザイン。

これら全てどこか別のモデルから使い回した部品てあるの?って聞きたくなるくらいいちいちオリジナル。

こだわってるし、そのこだわりがデザインに直接繋がってマッチしてる。


それと利便性なんだけど、竜頭部が左にきてるんですね。

私、こういうの凄い好きですね。

自転車モデルだから、ハンドル部を持つ時に手首が曲がる事を考慮しているのでしょうか?(わかりませんが)

個人的にはこれ他のモデルにも全部そういう仕様にして欲しいくらい好きです。

付けている時に手首曲げて竜頭が当たるのが気になるのって結構多かったりするんですよね。

見た目的には王道のデザイン感ではあるんですが、やはりケースの内側に納めるか

さもなくば、ダイバーモデルの様に斜め下にあると助かりますね。(あくまで個人的感想w)


それに加えて、やはり自動巻にはあって欲しい機能のパワーリザーブ。

これがちゃんとついているところが評価高いですね。

機械的には一応手巻きもできるヤツらしいんですが

やはり自動巻の時計なので、頻繁に手巻き機能使うと、歯車に負担かかりそうであんまり

つかいたくないのが人情…。だけど…、いきなり止まられるのも日常的に付けたい人にとっては

困りもの、ワインダーつかって常にゼンマイを安定してまわしとく程手間をかけたくもないし…

何て人にはやぱりパワーリザーブあるとなんとなく安心。

なにげに私、パワーリザーブの付いた機械式って今まで使ったことないな…。

だからちょっと羨望の眼差し的な所もあるんですがw


あとは、夜光でインデックスがちゃんと暗闇で光る所ですね。

これってほんとに大事w(個人的にw)

機械式の古い時計ばかり弄んでる私としては

暗闇で時刻がちゃんと確認できる事ほどありがたい事はないw

まぁ、そんなのはあたりまえなんですけどねw

でも、大体、夜光付いてる時計って

夜光が付いてるインデックスの所が目立ってしまって、気になるデザインが多いんですよね。

ダイバーモデルなんてモロなんでそれが売りみたいになってますけどw


それが、ちゃんと周りのデザインに干渉せず「あれ?この時計、夜光あったんだ」

くらい自然な感じでとけ込んでいる。これなかなか難しい所だと思う。


以上が大体私の時計心をくすぐる要素なんですが

最近の機械式の流行である、バックスケルトンなんかもちゃんと取り入れてたりして

機械式特有の見た目の綺麗さもかねそなえてたりする。


うん、こうして良い所を上げて説明してると「お前はオリエントの回し者か?」的な感じですがw

別に違いますwだけど、回し者になれるならなりたいですねw

だけど、改めてこうして一つ一つこの時計の部位を見ていくと

やっぱりよくできてるなぁ〜と思わされますね。

ほしいなぁ〜と思わせる時計ですね。


「でも、お高いんでしょ〜?」

と言う声が聞こえてきました。

「そうなんです!高いんです!」と私は言いたいw

それなりの値段がしますw

定価で7万円ですね。

まぁ、普段高い時計付けてる人にとったら

「なんだ、安いじゃん」という感じでしょうが「ちょっとこういう時計してみたいな」的な

私の様な人間にはやはり高めです…(涙)


オークションサイトとかでたまに検索かけたりしますが、なかなか落ちてはいないですね。

やはり、それだけこだわりのある時計は値段に反映されてしまうのが現実なんですね。

だからこそ、こういう時計を認めて「高くても良い物買おうぜ!」ってユーザーが増えなきゃ

本当はいけないんですよね。メーカーの熱い思いに答えて我々ユーザーが買う事で

また新たなすばらしい時計が生み出されるんですから。


特にオリエントという時計メーカーはセイコー、シチズンに次いでもはや

他には無い存在感で新たな価値を生み出すことに長けていますから

これからもいっそうがんばって欲しいですね。

いつか、懐に余裕ができたらこのモデル個人的に是非買いたいですねぇ。
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2012
07.02

シチズン クロノマスター おまけの三大メダリオン

Category: 腕時計
国産の機械式腕時計が好きで

いろんな時計を見ていると

気になってしまうのがメダリオン。

裏蓋に堂々と輝くそのシンボリックな模様は何故か心をときめかせる(オタクだけ?w)

今日は、前から気になっているこの時計の事を書こうと思う。

kuronoma01.jpg

シチズンのクロノマスターだ。

クロノグラフやクロノメーターという言葉は聞いた事があったのだが

マスターとついているのをそれまでは見た事がなかったので

初めて見つけたときはなんだか特別なものを感じた。

裏蓋のメダリオンはこちら。

kuronoma02.jpg

鷲のマークだという。

これは今でも、ザ・シチズンのクォーツモデルなんかについてたりするんで

マークとしてはシチズンを代表するものといって差し障りないのではないでしょうか。


腕時計の裏側にこんなかっちょいいメダリオンがあったら

ただ腕につけているだけでなんとなく誇らしげな気分になりますよね(またもオタクだけ?w)

私なんかはこういう特別感に弱くて、実際につけてる時には見えなくて

腕から外した時しか見えないというこの隠れオシャレ的な感じがたまりません。


先にメダリオンの話しをしてしまうと

まぁ、国産機械式で有名な所謂3大メダリオンなるものがありまして(誰が定義したんだ?w私だw)

そのうちの一つがまぁ、今回書いているシチズンのクロノマスターなんですが

あとの2つも一応紹介しときます。

国産時計と言えばやはりセイコー。

そのセイコーを代表するメダリオンがこちら

sisi.jpg

この画像は44キングセイコーのものです。1965年モデルですね。

獅子のマークのメダリオンで、当時クロノメーター表示のものに付いていました。

今でも、このマークは健在でフラッグシップモデルのグランドセイコーの裏蓋に良く使われています。

う〜んwかっこいいw

最後の一つはオリエント。

オリエントも昔はセイコー、シチズンに負けじといろんな機械式の時計をだしていました。

その中でもとても特徴のある腕時計に付いていたメダリオンがこちら

ori.jpg

ペガサスのマークですね。

60年代当時、多石競争的なものがあって多石至上主義的なものでしょうかw

よくわかりませんが、機械の摩耗を防ぐ為に使われていたルビーやサファイヤ等を

究極的にちりばめてなんと100石使って作られた国産史上最多石の機械式時計なのですw

なんだかそれだけでも物質的価値が出そうな時計ですよねw

これも1965年に発売されてます。


先に紹介したシチズンのクロノマスターは67年発売なので

この3つは大体似たような年代に発売されています。

まぁ、メダリオンや裏蓋のマークは実は調べればもっと沢山あるんです。

例えば、セイコーはキングセイコーやグランドセイコーで別のメダリオンがありますし

シチズンはハイビートでハイネスという10振動モデルをだしていてこれにも王冠マークのメダリオンがついています。

オリエントにしてもグランプリ64 ALMITYの裏蓋にオメガのシーマスターのマークに良く似た

シーホースのメダリオンがついています。

どれも、メダリオンの付いた時計は特別仕様のものが基本ですね。

逆にいうとそれだけメーカーが自信をもってだした時計ということですね。

だから、メダリオンの付いた時計を見つけると、思わず おっ?っと姿勢を前のめりにして

PC画面なんかをみつめてしまうんですw


まぁ、いいやw

もどりますと、シチズンのクロノマスターですが

こちら、ちょっと調べてみた所

ほぉ、という事がわかりました(なるほど、という意味ですw)

そもそもなんで、この腕時計が「クロノメーター」ではなく「クロノマスター」というのかという事です。

ちゃんとした事情があったんですね。

1962年当時、シチズンはクロノマスターを出す前にちゃんとクロノメーターという時計を発売しています。

しかしながら、当時厳格なクロノメーター基準を持っていたスイスの時計協会から待ったがかかりました。

「おい!こら!こっちがちゃんとした国際的な規格を作ってるところなんだから勝手にクロノメーター表記使うな!」

というものです(簡単に言えば)

日本では、当時そう言った規格における腕時計の検定を行う所がありませんでした。

ようは一定の高精度を保つことの出来る機械を審査する機関といった所でしょうか。

日本では1968年に「日本クロノメーター検定協会」が設立してからはじめて行われるようになりましたが

1984年には解散してしまったそうな…(もったいない…)

セイコーのキングセイコークロノメーター、シチズンのクロノマスターやレオパールハイネスなどが

当時その期間のあいだにクロノメーター審査をうけていたという。


クロノマスターはそんな検査機関の無い日本と独自の検査基準を持つスイスとの間のいざこざが合ったある年代

において発売した腕時計という事らしい。

なので、本当はクロノメーター表示にしたいのに、クロノマスターにしたとか。

う〜ん…、いろいろあったんですねぇ…。


しかしながら、こういう歴史を改めて振り返ってみると

スイスはやはり腕時計にはきびしいですねぇw

いまでも、メイドインスイスには特別な規定が存在するみたいだし。

前から私も思っていますが、日本もメイドインジャパンにきちんとした

厳格な規定を作るべきだと思いますね。

そうした、ものがブランドにまた新たな魅力と信頼を与えるのは間違いないですし

古くからある老舗ブランドとしてはセイコー、シチズン、オリエントくらいですが

やはりこれからも頑張ってほしいですからね。


しかし、まだ私この時計を手にしたことがないw

今ではプレミアがついて、なかなかのお値段になっているので

いつか懐の余裕のある時にw

まぁ、それも縁ですからw
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