2014
01.11

セイコーオートマチック(インジケーター)〜国産初自動巻〜 他シチズン、オリエント自動巻

Category: 腕時計
昨年は大変お世話になりましたw
本年もよろしくお願い致します!


さて年も明けまして、もう2014年ですね。

また一つ歳を重ねて、死への階段を…というような話はよしましょうw

このブログも早いもので3年目に突入しました!

いろんな方にコメントなど頂いて、支えられながら少しづつではありますが

記事も増え、アクセス数も増えて参りました。

本当にありがとうございます。

これからも、地味にw一歩一歩とゆっくりではありますが、その歩みをとめないように頑張りたい所存であります!


さて、2014年はじめの記事は年初めということにこじつけて、

国産初の自動巻腕時計について書いていきたいと思います。

seikoautomatic.jpg

国産初の自動巻は「セイコーオートマチック」になります。

1956年に発売されて、当時価格は13,500円。当時の男性用手巻き腕時計の中心価格が

4,000円台であった事から自動巻が高価だった事が伺えます。

(当時の大卒国家公務員初任給が8,600円だそうな…。)

しかしながら当時、裕福層や新しいもの好きが結構いらっしゃったらしく、

高価にも関わらず結構売れていたらしい。


生産現場では自動巻の機械の調整や組み立てになれていない作業員がてんてこまいで作っていたらしく、

需要に供給が追いつかずに、セイコーのニュース紙にお詫びの文が掲載されるほどだったとか。


今でも、数は多くないものの某オークションで探せば数本は見かけます。

でもお値段は…、そこそこしますよ〜w

文字盤12時方向にあるゲージ。

今ではオリエントの時計などでよく見かける、パワーリザーブです。

セイコーオートマチックでは通称「巻印」(マキジルシ)とか言われてるらしいです。

0から36までという事はいっぱいいっぱいの巻き上げで36時間動くということですね。

しかしながら、やはり国産初ということもあり巻き上げ効率はそんなによくなかったとのこと。

私の調べた所17石のムーブメントと21石のムーブメントがあるようです。

それと、パワーリザーブのないバージョンもありました。

とりあえず、久しぶりですが、ネットでかき集めた画像をもとに、文字盤を整理してみました。

いままでで一番多かったような…。(疲れた…)。

Indicator.jpg

基本的に、ゲージの種類が2種類で、点々になってるのとつながってるのですね。

あとはSDマークがあったり、隠れSマークなんていうエンボス加工してあるみたいなのとかいろいろですね。

しかし、こうやって眺めてみると、いろいろあるんですがゲージがついてるだけで

なんか普通の時計とは違うぞ!感がありますよねw

普通の時計してる人が今こういうの見たら新鮮なのかな?

でも、発売当時はコレを見た人はさぞやワクテカした事でしょうw

「なんだこのゲージは!?よく分からないけどなんか、かっこいい〜な!」とかw


某オークションサイトで、時計見てる時も、この時計を見かけるとつい詳細を見てしまいますw

セイコーの古い腕時計の中でも特別感のある魅力的な腕時計です。

今でもグランドセイコーなんかでパワーリザーブ自体は見かけますが、

12時のこの位置にパワーリザーブのついているものは見た事がありません。

12時下はseikoのロゴの定位置となっているのか…。


何だかんだと書いてはおりますが、私はまだこの時計を手にした事がありません。

いつか、機械があれば…、そしてお金もあれば…w

手に入れたい時計の一つですね。



自動巻腕時計に関しては、セイコーが国産初なのですが、

では、シチズンやオリエントと言った、当時同じように機械式時計を生産していたメーカーは

いつ頃、自動巻の腕時計を作り始めたのでしょうか。

気になったので調べてみました。



まずは、シチズン。

1958年にセイコーから遅れる事3年。シチズン初の自動巻時計が発売されました。

国産としては第2号になります。

その名も「シチズンオート」です。

citizenauto.jpg

某オークションではほとんど見かけた事が私はありませんw

「シチズンジェット」はよくみかけるんですがね…w

それもそのはず、シチズンジェットはシチズンオートの後継機らしく、

シチズンオートからシチズンジェットに切り替わるまでの期間たった3年!

シチズンオートはたったの3年間しか製造されていなかった事になります。

ファンからすればヨダレものの一品なのでしょうか?w

セイコーのようにパワーリザーブはありませんが、

当時の製作陣の意地でしょうか、機械自体は非常に丁寧に作られており

ローターには鏡面とヘアラインの手がかかり非常に美しい仕上がりになっているとか。



最後はオリエントですね。

1962年にセイコーやシチズンとはずいぶん遅れての発売になります。

その名も「オリエントスーパーオート」です。

orientsuperauto.jpg

時計の機械の構造に関して私はよく分からないのですが…

分かる人曰く「IWCのペラトン式に似た自動巻機械」だそうな。

セイコーやシチズンが「Automatic」という表記をつかっているのに比べて

こちらは「Perfect Self Winding」という表記なのも特徴的です。

こちらも、パワーリザーブはありません。

筆記体調の文字盤がシックで大人な雰囲気です。



さて、自動巻の国産を一通り見てきましたが、世界的に見て

自動巻腕時計は一体どうなっていたのでしょうか?調べてみました。


自動巻機構自体はなんと1770年頃にスイスのアブラアン=ルイ・ベルレという

人によって懐中時計用に発案されていたそうです。(すごい昔…)

しかし、その技術自体はポケットに入れて持ち運ぶ懐中時計よりも

手首で振られて働きやすい腕時計になじむ技術でした。


最初に実用的な腕時計を発売したのは、「フォルティス」というスイスの老舗時計メーカー。

1926年に自動巻腕時計発売しています。世界初の自動巻ということになりますね。

偶然にも最近好きで調べていた時計のメーカーと同じ…そんな事はどうでもいいが…。

やっぱり時計の歴史はスイスですね〜。


続いて、1931年に「ロレックス」から回転効率の優れた、全回転式ローター自動巻が

発売されました。「パーペチュアル」の名で市販されオイスターケースと呼ばれる

防水機構とともにロレックスの名を世に知らしめました。


こうしてみると国産初のセイコーですら1956年と世界的にみたら20年以上の差があるんですね…。

しかし、今や技術に関しては世界の名だたる老舗時計メーカーにひけをとらない国産時計メーカー。

これからも切磋琢磨して、時と共に新たな歴史を刻んでいってもらいたいものです。

踏み出せばその一歩が道となりなんとか〜的な感じでw


2014年一発目はここまでにしたいと思いますw

そういえば、また最近70年代の素敵なクロノグラフを手に入れたので

次回書きたいと思います!
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