2015
08.03

ジラール・ペルゴ ジャイロマチック GIRARD PERREGAUX GYROMATIC 手の届くジラールペルゴ

Category: 腕時計
あまり、最近ではいかにも古めかしいような

アンティーク時計って自分的には避けて通ってきていたりした。

何故かというと、状態が良い物が少ないからというのが1点。

状態が良い物があったとしても、高くついてしまう事があるというのがもう1点。

そして最後に、状態の良い物は今度はもったいなくてつけれなくなるwという1点w

しかも、今の時計のように頑丈じゃないので大切に扱わなければ壊れやすいし

防水なんてあってないようなもの…。

そういう時計を、なぜ無理してつける必要があるのだろう。

私はそういう風にちょっとだけ思っていた。



しかし、実際コレだ!という時計に巡り会ってしまうと

そんな理屈はどーでもよくなってしまうのもです…(遠い目)。



という訳で、結構前の事ですが、時計を一本購入しました。

ジャンク品という事で、「動きませんので修理前提」のお品でした。

という事は、まずOH or 修理前提ということ。

修理もなにも、ムーブの状態が分からないから下手したら

部品取りのあまりの物だったのかもしれないのに

私は迷わず、この時計を購入してしまった…。

コチラです↓

gra-ru01.jpg

gra-ru02.jpg


ジラール・ペルゴのジャイロマチックという時計です。

1950年代くらいのものらしい。

ジラール・ペルゴ…、その名は今でも高級時計メーカーとして有名であり

わたしのような貧乏時計オタクも存じている次第である。

2万くらいで落札しました。


ジラール・ペルゴは史上初めて腕時計の量産を行ったメーカーなんだそうな。

一時期はセイコーとクォーツ競争していたらしいが、日本式クォーツに押されて

経営危機になっていたそうな…。

それから、優秀なエージェントがなんとかあれやこれやして

また復活したんだそうな(適当w)。


昔の出来事では、

幕末の動乱のさなかである1861年に来日したフランソワ・ペルゴは横浜に商館を置き懐中時計を販売。

日本に最初に正規輸入されたスイス時計はそのジラール・ペルゴなんだそうな。

なんとも、素敵な話…(オタク的に)

創業は1791年と老舗中の老舗ですね。



腕時計が届いて眺め回して、腕につけてみて

買ってよかった〜(涙)と思える時計でした。

一時期持っていたオリスのユニセックスサイズの時計のような

いい案配に小さいサイズ。

コレっす!

文字版は若干の擦り傷などがある程度でとても状態がいい(私的には)。

しかしながら…、いかんせん動かない…と。

振ってみてもリューズまわしてみても、動く気配すらない…。

まぁ、しょうがないさ…、そういう話だった訳で…。



ということで、いつものように行きつけの時計修理店

西荻窪の「スリータイム」にお邪魔しました!

まずはどういう状態か見てみなければわからないとの事だったんですが

取りあえず、蓋をあけてその場で少し確認してくれました。

すると、なんだか大変な事になっているとのこと…。


テンプのひげがあらぬ方向に引っぱりだされており

変形しているとのこと…。

「これは、意図的にやらないかぎりこうはなりませんね…(こちらをチラッ)」

いやいやいや、私じゃないから!

私はそんな事できないしw

「そ、そうですか…、じゃぁ、前に持っていた人が、直そうとして変な風になっちゃったんですかねぇ〜」

というも、なんか私の疑いが晴れていない様子…w

まぁ、どうでもいいんですが…w



とりあえず、ぱっとみ問題はそこで、あとは分解清掃していく過程で

部品がどうなっているのか、交換する部品とか出てきたら

それはそれでまた金がかかってくるとのこと…。

取りあえず、ジラールペルゴの自動巻ってだけで、分解清掃・注油で3万…。

あとは、ひげの修正、もしくは交換などで金が加算されていき

ほかのゴニョゴニョ…とかでもしくは…みたいな。


たいへんだ…。取りあえず落札した以上の金がかかるの確定と…w

しかし私はこの時計の動いている姿をみたい!

そして腕につけたい!

のだっ!!



という事で、もろもろの説明を深い懐で受け止め

修理をお願いする事になった。

修理をお願いしてから数ヶ月…。

やっと出来上がったとの連絡が。


結果、OH+ひげの変形修正+消費税で3万6千円程に。

これでもあまりかからないようにスタッフさんが

がんばってくれたんです!

古い時計だし、鉄製のゼンマイとかへたってきてるしで

ちゃんと動くものの、一杯で巻いても

1日とちょっとの稼働が限界だと。

しょーがない!

1日動けばいいよ!

とわたしは納得。



腕に巻いて動いている秒針を見たときは感動しました。

機械式腕時計のOHって何気にはじめてなんですよね。

結構時間がかかるものなんだなあと実感。


修理が完了したときにスタッフさんに聞いて初めて知ったんですが

この時計、一応手巻き機能もついているとのこと。

ただ、もともと自動巻なので、手巻きで無理して巻いてやる分

部品の摩耗がどうとかで、あんまり頻繁にたくさん巻かない方が良いとの事。



OHに出す前に素人が勝手に裏蓋を開けた時の様子↓

gra-ru03.jpg

蓋の所は少し錆が来てましたが、

ムーブ自体は結構綺麗でした。

裏蓋の内側にもちゃんとジラールペルゴのマークがありました!

gra-ru04.jpg

最初革のベルトがしてあったのですがこの時期の革ベルトは

痛めるだけなので、ナイロンのベルトに付け替えました。

いい感じです。

うん、このサイズこのサイズ♪

渋くていいなぁ…w

ただ、はじめにも言ったように

状態のいい物だと、あまり酷使したくなくなるんですよね…。

今のこの夏の強い日差しにはちょっとダメージが大きいのではないかと(文字盤への)。



ということでヒヨッた私はバンバン使用するのを秋まで待つ事にw

ナイロンベルトに変えた意味は?w



gra-ru05.jpg

OHをしてもらうとこういった伝票がつく物なんですね。

なんか感慨深いです…。

というかもうそろそろじっちゃんのグランドセイコーをなんとかせねば…。

そんなこんなで、また今度、オリエントのブロンコがOHから帰ってくる予定…。

か、金が…。

はたらくのだぁ〜!!!(涙)
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