2016
01.31

シチズン アドレックス ADOREX 中野ブロードウェイのラムネ君

Category: 未分類
「た、たすけてくりょぉ〜…。」

そんな声が聞こえてきたのは

私が、日曜の昼からする事も無く

中野でも行くか!

と暇つぶしがてらに中野ブロードウェイを

プラついていたときの事でした。


中野ブロードウェイには、中古の時計がそんなに

多くはありませんが、転がっていたりします。

ジャンクのものもあれば、普通に動く物もあります。

まぁ基本、ガラスケースで出品されているので

出品者はおらず聞きたい事も聞けない訳で

そこは、本人がどの程度のものかを見極めて購入する必要があるわけですが。

私は、ジャンクでも平気で手を出してしまう困り者なので

そこら辺は特にきにしていません。

気に入ったのがあれば出してもらって

自動巻なら手巻き機能があるか、あれば巻いて動くか、

竜頭操作は可能か、カレンダーは送れるかなどを

簡単にチェックしてから購入したりします。

それでも、結構ジャンクが多いので、本当に

たまにしか購入しません。


過去に買ったものと言えばオリスの時計です。

結構前に記事で書いたのですが↓

オリス ポインターデイト 中野ブロードウェイの宝探し

オリスの時計を5,000円で手に入れたんですね。

これは結構拾いものだったと思います。


というわけで、お宝が無い訳じゃない。

だけど、そういうのには滅多にはであわないんです。

だから、べつにお宝じゃなくてもいいから

古い時計を置いてある所にいって眺めてるだけでも

いいや!って気分でいつも散策しています。

実際、たいしたコンディションでもないのに

値段的に大分ふっかけてるような出品者もいますので…。

そこはスルーですねw


話を戻します。


「た、たすけてくりょぉ〜」という声がどこからとも無く聞こえてきます。

ん?

なんだ?

私はちょうど、雰囲気が大好きなお店「中野ヴィンテージモール」にて

時計散策をしていました。

ん?こっちか?

私は吸い寄せられるように一つのショーケースへと向かいました。

そこには、古時計がずらりと並んでいました。

しかも私の好きな国産が結構豊富に並んでいました。

そんな私の目に一目散に飛び込んできたのが

なにやら、不思議なカラーリングの時計。

アイスブルー?と表現したらいいのでしょうか。

とっても綺麗な文字盤でした。

彼はシチズンのアドレックス君でした。

その存在はカットガラス好き、カラー文字盤研究家の私としては知ってはいたものの

いまだ、実物を間近で見た事のない時計でした。

へぇ〜、アドレックスかぁ〜、めずらしいなぁ。


かれは、ジャンク時計のなかでその身を横たえて

悲しげに私にSOSを送っていました。

その文字盤のアイスブルーはさながら

涙の色か?と思わせる程はかなげでありました。(また言い訳が始まったw)


ふ〜ん、と思いながらじっと彼を見つめる事15分ほど。

値札の書かれているところが若干見えづらいが

9000円?だろうと。

9,000円かぁ…。

コンディション的にはカットガラスだが、結構傷だらけ。

文字盤には大きなダメージはなさそうだけど

ホコリ等が混入。

うごくのかなぁ〜…。

なんて思いながら、私はその日、時計を購入する

気分では全くなかったので、なるほど〜

と思いつつも、かれのSOSを華麗にスルーしたのでありました。


しかし、なんて言うんでしょうね。

帰ってから彼の事が気になって気になってしまいましてw(ほら、はじまった!w)

ちょっと来週もっかいみにいってみるか!

と心に決めたのでありましたw



そして次の日曜がやって来ましw

なんだか胸のもやもやが次第に大きくなり

私は早く彼の元に行かねばならぬ気がしてついつい早足になっていました(演出w)

やっと「中野ヴィンテージモール」にたどり着いた私は

例のショーケースの前に行こうとするも

カップルがいちゃつきながら見ていてなかなかどいてくれません!

もぉ〜!と思いながらも横で圧力をかけつつじっと待っていると

やっとどいてくれましたw


早速、彼の姿を探すも先週と時計の配置が違う!

あれ!?あれ?彼がいない!

うれちゃったの?

と取り乱す私はいったん心を落ち着かせて

端から丁寧に探して行く事に。


しかしながら、彼の姿を見つける事はできませんでした…。

と、おもいきや

時計箱の後ろに彼らしきシルエット発見!

箱が邪魔で文字盤まで見れないのですが

横からかすかに傷付いたカットガラス風のものが

見えました。

彼だ!

と確信して、店員を呼んで早速出してもらいました。


店員さんも表からは全く姿の見えないこの時計が

なんで気になったのか不思議だったんじゃないでしょうかw


そしてついに私は初めて彼の姿を手に取り間近で見る事ができました。

しかし、店の照明が暖色系の雰囲気のある照明なので時計の状態確認に

手間取り一人で、う〜ん、う〜んと唸っていると

気を利かした店員さんが「良かったらカウンターでみますか?」と

言ってくれて、白色電球の元、親切にもルーペを渡してみせてくれました。

それから、じっくりと彼をみたのですが、カットガラスが傷付いていて

これはガラスの傷なのか?文字盤の傷なのか?と確認作業に手間取り

しかも手間取った分、そのまま引き下がるわけにも行かず

自動巻の動作確認と竜頭操作デイデイトの送り確認だけして気がつくと

「じゃぁ、これください!」といっていたw



内心「大丈夫かなぁ〜…」と不安でしたが何となく勢いが勝ってしまいましたw



また、買ってしまった…。


そんな罪悪感と


よっしゃ!アドレックスゲットだぜ!


というポケモン感が交錯しつつも


私はそのひ中野ブロードウェイを後にした。




なんだか、前置きがイツもより異常にながくなりましたが

私的にここはかかねば!という感じでしたw

取りあえず画像をのっけたいと思います。

中野で救い出した直後の彼↓

adorex-01.jpg

adorex-02.jpg

う〜ん、なかなか派手に風防に傷が入っていますね。

前回の、セイコーアドバンの事を考えると

苦々しい限りです…。

あの件いらい、カットガラスの修正に手を出すのはよそう

と心に決めたのでありました。

しかしながら、買った後でどーしよーと…。

ガラスは結構傷がありますが

ケースはそこまでではありませんでした。

とはいえ、打ち傷や擦り傷は普通のジャンク品と同程度。

まぁ、磨けばなんとかなるかなと。


もんだいは風防をどうするかだ…。


とか思い悩みつつ、ヤ○オクで検索。

アドレックスって、なかなかでてこないんだよなぁ〜と。

検索をかけると、いくつか風防は出てくるんですが

それが、この型に合うかどうかさっぱりわからず

あきらめかけていたときに、裏蓋に書いてある番号と

全く同じ物を発見!

おお!

と叫ぶと同時に私はクリックを押していました。

私は押した覚えはないのですが、きっと彼が

私に乗り移ったのではないかと今では思っています(キリッ!)


新品の同じカットガラス風防。

しかもベゼル付き!

こんなに調子良く手に入れられるとは…。

彼のSOSはこういう事だったのか…と納得せざるを得ません(再度キリッ!)



そういえば、風防の交換て素人だてら好き勝手にやっていますが

ちゃんとした器具を実は私持っていないんですよね…(カミングアウト!)

荒いやり方だと、こじあけでベゼル外してから

風防交換して。ペンチを2つ用意して

そのペンチの先に本体に傷がつかないように

布のガムテを3重くらいに巻き付けて本体とベゼルにも

貼って、両脇からギュッ!!とか

サイズの大体あっていそうなベゼルをジャンクから取り出して

反対向きにつけて、最後は同じ要領でギュッ!!

みたいな恐ろしい事を

やっていましたw


でもしかし、これではいかんと。

新品風防だぞと。

新品ベゼルだぞと。

そう、言い聞かせて今までその存在をしりつつも

購入しなかった裏蓋閉め器を

今回、重い腰を上げて購入する事になりましたw(もっと早く買えw)

futajime01.jpg

これですね。

蓋側とベゼル側に合うコマをつけてプッシュするヤツです。

コマの装着も使い方も簡単なので

早速取り付ける事に。

当たり前の事だがあっさりと成功。

やっぱりこれだよこれと。

なんでもっと早くかわなかったのだろうかと…。


そして綺麗になったアドレックス君がコチラ↓

adorex-03.jpg

おぉ〜やっぱりカットガラスは綺麗になると見え方が違う!

いいわぁ〜と。

ガラスを外して文字盤を見た所、ホコリがあるくらいで

結構コンディションはよかったです。

ブロアーで吹いたり、綿棒でつっついてからブロアーしたりを

繰り返し、かなり綺麗になりました。

ベルトは社外品のステンベルトがついていたのですが

気に入らなかったので、取りあえず別でつけてた黒の革に変えてみた。

色は私的に黒がいいとおもったのだが、

この革じゃないなと。

前から黒のコードバンのシンプルな革ベルトが欲しかったので

それにしよう!

と量販店をうろつきやっと安いのを発見。

ネットでもっといいのあったんだけど

合わないのに高かったらいやだなと

取りあえず安物で済ませてしまいました。

コードバン装着時↓

adorex-05.jpg
adorex-06.jpg

どうでしょう。

私的にはかなりバッチグーな感じですw(死語)

付け心地もいいし、主張しすぎないシンプルな感じがいいです。


結局、それからお気に入りになってしまって

ついに仕事にも最近つけて行ったりしていますw

まぁ、一分一秒を正確に的な仕事じゃないので

多少の日差は気にしません。

しかしなんでしょうね、40年も前の時計だというのに

普通にスーツにあわせてもいい感じにおさまるこのすごさ。

大好きですw

adorex-04.jpg

寒いこのごろ、コートと手袋の間からのぞくかれの姿はとてもカッコいいですw(自画自賛)

やっぱこういうのがたのしいんだよなぁと。

ケースの傷もじっくり取って、コレからゆっくり綺麗にしてやろう〜っと。


因に、シチズンのアドレックスですが

1974年に製造されていて仕様は8振動の自動巻(手巻き付き)、秒針規制有、デイデイトクイック操作可

とであります。非常にいい感じですね。

年代的にみて、セイコーのロードマチックに対抗して出されたもののようですが

興行的に振るわず、あまり長くはつづかなかったようですね。

だから、現存数もすくないのか?(不明)

当時2万〜3万くらいなんで結構高価な品だったようですね。

中には天然石ケース(黄虎目)を使った物もあり

コレは最高級品として扱われて7〜8万くらいで売りにだされていたようです。

ひえぇ〜っ。


しかし、外装は綺麗になった物の、中身が心配ですね。

ここまで気に入ると、OHもやってあげたいところだけど…

最近散財しすぎだと自ら思ってしまっているので

今の所順調に動いているみたいなのでもう少し先延ばしにしようかと…(スマン!)



綺麗なカットガラスから見えるアイスブルー

それを見ていて、こないだ友人と飲んだ時の事を思い出した。

私は、体の調子があまりよくなく、飲んでいた酒が早めにまわっているのに

気付き、すぐにジュースに変更。

グレープフルーツジュースを頼み飲み干してから

こんどはラムネを頼んだ。

そこで友人が言った。

「ラムネとサイダーってなにがちがうんだろうね?」と。

私も分からず結局その場でiPhoneからウィキってみた。

すると、昔はサイダーはシードつまりリンゴ味でサイダーと呼ばれ、

ラムネはレモネードからきていてレモン味だったそうな。

いまでは、同じような味になって、違いと言えば

入れてる容器の差だけなんだそうな。


そんな事を思い出しつつ彼のアイスブルーを眺めながら

ラムネ君だな!と。

今日から君はラムネ君だ!と。(何と安直な)

私は気に入った物に密かに心の中でニックネームをつける恥ずかしい癖が

ある。そういうわけで、アドレックス君改めラムネ君に昇格したのであった。

adorex-07.jpg

これからもよろしく!


なんか久々に長々と駄文を書いてしまった…。

とかいいつつ最近また…、

これはまた次の記事にします…。(話が長くなる…)


という事で、やっぱり

腕時計っていいよね!
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2016
01.11

じっちゃんの時計 OH グランドセイコー 復活

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明けましておめでとうございます!(おそっ!w)


なんだかんだで新しい年がはじまってしまいましたねw

去年はいろいろとありました…。

多分今年も…w


手に入れた、たくさんの時計。

手に入れられなかった時計…。

様々ありますが、今年も時計道に邁進して行く所存です!



さて、今年一発目の記事はグランドセイコーになります。

このブログを前から読んでくださっている方なら

もしかしたら覚えていらっしゃるかもしれませんが

2年半くらいまえに、亡くなったじっちゃんの譲り受けで

私はグランドセイコーを頂きました。

その時の記事はコチラ↓


「形見とは」


当時は、本体を軽く磨いて、ベルトを安い革ベルトに交換したに

とどまり、オーバーホールを先延ばししていました…。

いつかいつかと、先延ばしにすること2年半…

今年こそは!

とついに年末一念発起し、時計屋にもっていきました。


私としては、新年の初詣につけていきたいなぁというきもちで

11月初頭に時計屋にもっていきました。

なんとか12月末にOHから帰ってくる事ができ、

じっちゃんと一緒に初詣!という心持ちで初詣に参ってきたしだいです。

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OHから帰ってくるなり、やっぱり茶色の安い革ベルトが気に入らず、

クロコダイルの黒革ベルトを新調し付け替えました。

しっかしクロコのベルト高い…。

普通のドレッシーな時計につける用のクロコは薄くてテカテカしているので

それじゃあわないと、ちょっとマットな感じの厚めのベルトをさがしていたのですが

高いですね…。

それでも一番安いのにしましたが…。


しかしながら、やはりクロコの黒ベルト!あう!

こういう時計にはやっぱりちゃんとしたベルトつけないと

時計自体が安っぽく見えてしまいますからね。

とても満足していますw

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最初は全部金かよ…っておもっていたんですが

慣れるととてもかっこ良く見えますし

何より綺麗です。

やっとじっちゃんの時計を復活させる事ができた…。

感無量です。



おまけに、このグランドセイコーに前につけていた安い

革ベルトが余ってしまったので、

別の時計につけられないものかと

ちょうど、ベルトをつけていなかった

セイコーのスポーツマンにつけてみる事にしました。

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ふ〜む。わるくないですねw

gs-005.jpg

結構状態のいいスポーツマンで気に入っています。

ただ、1時方向の風防に、若干のヒビがあります。

下まで達していないので問題はないかとおもいますが、

これもいつか、交換しなければ…。(いつか…)

気軽につけれるヴィンテージ時計としてはとても使いやすいですね。


なんだか、自己満しきりの1発目の記事となってしまいましたが

どうぞ、今年もよろしくお願いします!

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