2013
05.12

セイコー スピードタイマー オリジナルとリダン 比較研究 6138-0030

Category: 腕時計
前回スピードタイマーを買い替えてから

カレンダー曜日の日本語表記のが欲しくなり

またもや買い替える事に…(我ながらバカな買い方だ…)

orijinal.jpg

商品が届いて、状態を確認するとびっくり。

とても状態がいい…、というか前のとなんか全然違う印象すらある程にキレイ…。

なんでだろう…とまだ売っていない手元に残っている、スピードタイマーと比較してみた。

二つを並べてみて見るといろいろと分かった事がある。

気になった事等もネット上から昔のカタログ写真やその他諸々いろんなページから

参考にさせてもらい、自分なりに研究してみた。

ココで言うスピードメーターは6138-0030という型番についての事である。

所謂、角目とかタテ目とか呼ばれてるものである。


まず最初は文字盤からの説明になります。

調べた所、このモデルには3種類の文字盤がある事が判明。

ロゴ部を見てもらうとわかるのだが、「セイコー5SPORTS SPEED TIMER」と

「セイコーSPEED TIMER」、「セイコー クロノグラフ」と表記されているものがある。

この3種類である。


まずはじめに言っておかなければならない事があるのだけれど

コレから、文字盤についてのオリジナルとリダンとの比較をしていくのだが

私はリダンを否定するつもりで書くものではありません。

むしろ私はリダンについては肯定派である。汚くなった文字盤で誰にも使われないで

捨てられるよりは再生させて使われる方が良いと思っているからだ。

ただ、今回の件について言えば、オリジナルとされている方が状態が良かったのもあるし

リダンの技術的な問題で個人的にはオリジナルの方がよく見えるという事を言いたかった訳だ。


取りあえず、文章で説明するよりも図に示してみせた方が分かりやすいだろうと

思い、いつものようにまとめてみた。

取りあえず私が個人的に調べた範囲内の事なので、間違った事等があるかもしれない。

もし指摘があれば、是非コメント御願いしますw

hikaku01.jpg


画像が大きかった為、小さなサムネイルで表示してます。クリックして拡大で見てください。

左がオリジナルと思われる3種類の文字盤です。右側は良く見かけるリダンの3種類。

リダンに関しては、まだ他にも種類があるかも知れませんが、今回は調べていて良くみかけるものにかぎりました。

まずはオリジナルですが、一番良く見かけるのは「セイコーSPEED TIMER」表記のもの。

その次に、「セイコー クロノグラフ」表記のもの。

「セイコー5SPORTS SPEED TIMER」のオリジナルは売り買いで表に出てくる事はなかなかないくらい

あまりみかけません。ゆえに、人気も高いみたいですね。(私もほしいw)


オリジナルの大きな特徴としては、上下ダイヤルが白色で(リダンでも白のヤツはあるが)、

ロゴ部などの文字がシャープでキレイなこと。(ほかにもいろいろあるが)

リダンのもの(今よく出回っているもの)はロゴ部の色やちがっていたり

文字がつぶれ気味なもの、上下ダイヤルがシルバーだったりするものがある。

それぞれの種類によって、みる場所が異なる。


最近、某オークションサイトなどで見かけるのは

リダンであろう文字盤の2と3だ。

これは上下ダイヤルがシルバーになっている。

写真等では角度を変えたりアップにしてもらわないと分からない。

実際手に取ってみるとこの違いだけで随分と印象が変わる。

一応オリジナルとリダンの二つを並べて写真を撮ってみた。

daiyaruhikaku.jpg

分かるだろうか?

左のオリジナルは、上下ダイヤルが白色の為斜めからとっても色は変化しないのだが

右のリダンは、シルバーなので少し暗く濁ったような印象になる。

ロゴ部も色が茶系の色で沈んだようで見づらい。

あと分かりやすいのは、このロゴパターンのものは

カレンダー表記の所が通常白なのに対し、リダンは黒になっている。

futatu.jpg

こちらは真上からみたものだが、先ほどの斜めからみた時よりは

リダンのものでも十分明るく見える。


「セイコー5SPORTS SPEED TIMER」のリダンのものなのだが

コレはなかなか難しい…。

「セイコー5SPORTS SPEED TIMER」のもの自体が少ないのでそのリダンはもっと少ない。

唯一数件のリダンが確認されたのが、図表記したものである。

リダンなのだが、上下ダイヤルは白。下ダイヤルの色付き数字がないのが特徴。

文字も、別種類のフォントの様。ロゴ部も若干つぶれ気味だ。

なかなか分かりずらい。


40年くらい前のモデルという事もあり

パーツも純正のはどんどん無くなって来ている。

そう言った中で別モデルで使えるものや制作されたパーツに変えている個体も

少なくない。

そう言った中で細部に至るまでのオリジナルがどれなのか判別するのは難しかったのだが

カタログの写真で載っていたものなどを参考に時分の針だけ分けてみた。

hari.jpg

最近よく出回っているものは別モデルと思われる方の左側を使っているのが多い。

しかしカタログ写真を見るかぎりコレを付けている個体を見た事が無い。

別のスピードタイマーの個体に着いているのは見た事がある。

よって、別モデルの針では無いかと思う。

右側に関しては、スピードタイマーでもなく全く違う時計のもので合うものを取り付け

たのではないかと思われる。

オリジナルであろうという事で私が確認できたのは今回2種類だけだった。


最後に、もう一つだけ、ベゼル部のタキメータの所なんだが

これも制作パーツがあるようだ。

このパーツだけ売っているのも見かけた事があるし

実際、手に取って比較してみて気になった所の一つでもある。

写真を見てもらった方がわかりやすいと思う。

takimater.jpg

オリジナルの方は、ガラス側へ斜めに折り込みがあるが、制作パーツは平なのでそれがないのだ。

オリジナルを初めて手に撮った時に、違和感を感じたのもこのせいだ。

立体感があるため、制作パーツよりも若干メーター部が広く感じられる。

しかしそれ以外は制作パーツでも特に問題ないくらい良く出来ていると思う。

オリジナルでメーター部が無傷のものは少ないと思うから

たとえ制作パーツと言えど変えられる事はありがたい。


以上が研究結果の全てですw

素人なので機械のオリジナル性までは追求できませんし、

それはしてもしょうがないとも思いますのでw

何回も買い替える中で、分かった事を参考にしてもらえたら

と思って書きました。

まぁ、もの凄く需要は少ないと思いますがw

やっぱりマニアックな事を書く方がおもしろいですからw

また分かった事があったらどんどん書いて行きたいと思います。


スピードタイマーについては一旦終了(?)になると思いますw

ps.随分記事の間隔があいてしまいました。

もう少し頻繁に書ける様に頑張ります!


最後に、動画を載っけようかと。

ひたすら、時計を撮ってるだけです↓

スピードタイマー動画



スピードタイマーに関するその他の記事↓

セイコー スピードタイマー seiko speedtimer 買っちゃった…w

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買ってしまった…。 ブライツ アナンタ SAEH005

セイコー スピードタイマー 〜新品タキメーターを守れ〜 邪道の道へ

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コメント
はじめまして!。


比較等、楽しいですね!。

すでにご覧かもしれませんが、ご参考までに・・・。

http://seikoholics.yuku.com/sreply/218/Seiko-Chronographs-Automatic-Catalog-Ad

カタログ中の(JP)は日本国内向けということでしょう。

それにしても、海外ファンの熱意は凄いですね。

この時計の最盛期は、機械式でもクォーツでもスイス時計業界を震撼させたのですから。

時計史において世界初の自動巻クロノグラフを世に送り出したのは、
ブライトリンググループとなっていますが、
時期を同じくしてすでに「6139」は市販されていたとの逸話を聞いたことがあります。

現在、スイスの高級ブランドがクロノグラフに採用している機構を
当時のSEIKOがいち早く採用していたそうです。
(ただし、高度経済成長下の日本ですから部品の一つ一つは質素だったとのことです)


ムーンウォッチのお話ですが、ご存知の通り、オメガのスピードマスターはオフィシャルですよね。
ただ、乗組員個々に時計は自由に持ち込みOKだった様で、さまざまな腕時計が宇宙に行った様です。

そのうちの1本が、スカイラブという訳です。


私もスピードタイマーや、セカンドダイバー植村、サードダイバー、ロードマチックと
SEIKOをコレクションしてきましたが、
スピードタイマーのオークション落札をお考えの場合は国内モデルがお勧めです。

スピードタイマーですが、同じモデルでも海外モデルは(モデルによると思いますが)
石の数が少ないモデルがあるようです。
また、海外は実用が主であり、機械が劣化している場合が大半です。
それらを国内に持ってきて、機械を扱い過ぎてかえっておかしくなってしまう場合が多いです。
逆に国内モデルであれば、外見が酷い場合でも機械は無事ということが多いです。

ただ、ガラス、プッシャー、竜頭等、消耗品は流用品(同モデルやそのジャンク品から取ったり)や
社外品を使わざるを得ないケースが多くなるかと思います。


当時、スピードタイマーは高いもので3万円近い価格だったので、
現在の貨幣価値に置き換えると、かなりの高級機種であったのではないでしょうか。

とにかく、当時の開発者やデザイナーの心意気が伝わってきますよね。
特に「6138-0030」は側面が全てポリッシュでエッジが立っているので、
研磨すると外観を損ねるので研磨の仕様がないんですよ(笑)。
OHの事とか考えずに攻めていたんでしょうね!。

あとは色使いが凄いですよね。文字盤等は特に!。
6139であればゴールド、ブルーメタリック、水色メタリック、グリーンメタリック、シャンパン等・・・。
ロードマチックは色に加え、グラデーション形状に凝っていて、
縦、横、放射状、マーブル、そして☆型等々!。

残念ながら「アドバン」は所有しておりませんが、色に加えケース形状に特異なものが多いですよ。

長くなってしまい申し訳ありませんでした。
セイコーファンdot 2013.05.14 16:53 | 編集
写真左の、6138-0030 ですが、全く同じモデルを私も所有しています。

写真のモデルは完全なオリジナルですね。

そして、恐らく最終モデルだと思います。

裏蓋のシリアルNoの最初の数字が、恐らく「7」かと・・・。
「7」であれば、1977年製ですから、本当に最後のモデルですよ。

セイコーファンdot 2013.05.14 17:32 | 編集
はじめましてですw

つたない私のブログにコメントいただきありがとうございますw

海外のURLありがとうございます。ここのページは見てなかったかもしれません。
でも、調べてる時に海外のページに行く事がよくありましたね。
セイコー自体結構海外ファンが居るみたいで、なんか嬉しいですよねw
たまにEbayなんかで検索すると、国内よりもずっと高い値がついてたりしてびっくりします。
国内でももっとセイコー熱が高まると良いのに…w

ブライトリングの下り、私もちょっとだけ他のページで参考にさせてもらった事があります。
ただ、どこまで本当なのかよくわからなかったので…w
でも、それだけセイコーの技術が当時から世界トップクラスだったということなんでしょうね。

最近ではタグホイヤーの機械式の部品に少しだけですがセイコーのものを使ったりしてるらしいとか…。
スイスメイド表記の関係で余り多くは使えないみたいですが。
日本もスイスメイド表記の様に、ジャパンメイド表記をしっかりと確立させて
厳格なものにしてほしいものです…。部品は日本で作ってるけど、組み立ては中国…なんてのを最近じゃ
よくみかけますからね…(なんか残念な事です…)

スカイラブは非公式のものだったんですねw
初めて知りましたwというかこの話し自体も調べていて知ったのですがw

スピードタイマーは国内がいいのですか。参考になります。
国内モデルと海外モデルがあるという話しは聞いた事があります。
石数も確か国内が21石で海外が17石ではないでしょうか。(前に17石の同モデルを見た事があるので)
やはり国内版が安全ですかw

当時はグランドセイコーより少し低いくらいの値段だったらしいですね。
それを考えると出来の良さにも納得な感じがします。

研磨は気になるくらいならしますが、今のはしませんね。
おっしゃられている通り角が丸くなりそうで恐いですw
ラッキーな事にケースは結構綺麗な状態なので。

文字盤の色使いはいろいろとあるみたいですね。
ロードマチックは前に2つ程所有してましたけど
あのカットガラスとグラデーション文字盤がとてもきれいですよねw
なんか「宝物」を持ってる気分と言うかw
アドバンは私もきになりつつ、手をだしていません。(機会があれば欲しいかもw)

いろいろと感想や情報まで頂きありがとうございますw
個人的に国産の時計、中でもセイコーは大好きです。
こんなブログでも、誰かに読んでもらって気持ちや情報を共有できればと思っています。
記事はなるべく多く書きたいのですが、なかなか書いてる時間が取れず
最近ではペースが随分と落ちていますが、頑張って書いていこうと思ってますので
良かったらまた読んでやってくださいw
ネジマキdot 2013.05.14 21:39 | 編集
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